5度目にしてようやくコイカルに会える。
現場に着くと一人の顔見知りのカメラマンが椅子に掛けて前方を見てる。
カメラをセットする前に声を掛けると、出てますよ! と気持ちの良い返事が返ってくる。
すわっ! 急げ! ビリでカメラをセットして小走りに歩み寄ると、確かに沢山のイカルが樹上に止まってる。
暫くすると一羽二羽とイカルが地面に降り立ってくる、次第に数は増し20羽位が降りてくる。
何かに驚き、一斉に飛び上がってしまい、その中の一羽が上手いことに近くの紅梅に止まってくれる。
然しながらすぐに飛び立ってしまいガッカリ。
カメラから眼を離すと、同じ紅梅の右側にもう一羽が止まってる、すぐさまファインダーに取り込むと、尾羽が黄色い!
キレンジャクだあ!
私のカメラからは17メートルほどで目線より少し上の距離、幸いエクステンダーを外しておいて良かった。
横位置では紅梅が沢山入ら無いのですぐさまカメラを立て位置に・・・ノートリミングで丁度良い。
飛び出しかな?
こちらもノートリミング。 ただ、右向き左向きのワンカットでしたが私はもちろん皆さんも大満足でした。
こんな偶然って? コイカルに夢中になっていた私達は、あのコイカルもどきが梅に止まってくれなかったら、きっと誰も気が付かなかったでしょう。
11人のラッキーズ カメラマンでした。