北へ一飛び遠征をして来ました。
夏羽のオオジュリンはもちろん初見。
現地への到着が夕方近くになってしまい、最後らしきバーダーさんに会って尋ねると、カメラマンは沢山居たけれど、かなり前に皆さん帰りました!
出遅れたが為気温は下がり、風が強くなり始め、気持ちは沈むばかり。
しかし、折角北へやって来たのだから身支度を整えて足を進める。
全く鳥の姿は見られず声も聞こえず、オホーツクの風が冷たい。
進むうちに鳥が低いところを飛び細い枝に止まるのが見える。
興奮する右手はカメラをホールドし人差し指はシャッターボタンを軽くピアノタッチで叩く。
時は4時を回り、日は陰り曇天となる、気温は10度前後かも知れない。
囀りが何の鳥か分からない、でも見た瞬間! オオジュリンだっ!
次に耳を澄ませると盛んに囀りが聞こえて来る。 これは何の鳥か?
両側からステレオ効果で聞こえて来る、寒い中、胸も弾んで来る。
きっと、シマセンニュウか? エゾセンニュウか、はたまたマキノセンニュウか?
事前学習で、きっとシマセンニュウの囀りに違いない?